ゴミ屋敷をどうにかしたいときは?相談先・片付け方法の選び方と費用

ゴミ屋敷をどうにかしたいときは?相談先・片付け方法の選び方と費用

この記事でわかること

  • 片付けに入る前に確認すべき部屋の状態と判断基準
  • 状況別に選べる5つの相談先とその使い分け
  • 自力・家族・業者の3つの片付け方法と選び方
  • 間取り別の費用相場と、費用を抑えるための具体策
  • トラブルを避けるための業者選びのチェックポイント

足の踏み場もない部屋、積み上がったゴミ袋、片付けたくても手がつけられない状態に心当たりはありませんか。

「どうすれば元の生活を取り戻せるのか」と悩み続け、誰にも相談できないまま時間だけが過ぎていくケースは少なくありません。

放置すればするほど片付けのハードルは上がり、悪臭や害虫、近隣トラブルといった問題も深刻化していきます。

しかしゴミ屋敷の状態は、正しい相談先と片付け方法さえ分かれば解決できる問題です。

自力での片付けが難しい場合でも、専門業者への依頼や自治体の支援制度を活用する選択肢があります。

本記事では、片付け方法の選び方や費用相場、信頼できる相談先の見つけ方までを具体的に解説します。

ゴミ屋敷をどうにかしたいときに最初に確認すべきこと

ゴミ屋敷をどうにかしたいときに最初に確認すべきこと

片付けに取りかかる前に、現状を客観的に把握することが第一歩になります。

ゴミの量や種類、害虫・悪臭の有無、近隣への影響を確認しておくと、取るべき手段がはっきりします。

部屋の状態をチェックする

まずは以下の項目を順に確認してみてください。

  • 室内のどこまでゴミが積み上がっているか
  • 生ゴミや可燃ゴミが放置されていないか
  • 害虫やカビが発生していないか
  • 近隣住民から苦情を受けたことがあるか
  • 自治体から指導や連絡を受けていないか

これらを整理することで、自力で対応できるのか、専門業者に依頼すべきなのかを判断する材料になります。

写真を撮っておくと、後で業者に見積もりを依頼する際にそのまま使えます。

自力で片付けられるレベルかを判断する

部屋の状態によっては、自分だけで片付けを完了できるケースもあります。

次の条件にすべて当てはまる場合は、自力での対応を検討できるレベルです。

  • ゴミの量が45リットル袋で10袋程度に収まる
  • 床面が部分的にでも見えている
  • 害虫や強い悪臭がほとんどない
  • 分別ルールを理解し、搬出できる体力がある
  • 水回り(トイレ・浴室・キッチン)が使える状態にある

一方で、ゴミが腰の高さを超えている、水回りが使えない、害虫が大量発生しているといった状態では、自力での完遂は現実的ではありません。

自力で進める場合の具体的な段取りは、「ゴミ屋敷を片付ける方法とは?自力で掃除するコツや正しい手順について」で詳しく解説しています。

ゴミ屋敷になってしまう主な原因

ゴミ屋敷になってしまう主な原因

片付けができなくなる背景には、心身の状態や生活環境の変化が深く関わっています。

主な原因として、以下のようなものが挙げられます。

  • 仕事や育児による多忙で、ゴミ出しの時間が取れない
  • うつ病や強迫性障害など、精神面の不調が影響している
  • 加齢にともなう体力の低下で、搬出作業が負担になっている
  • 一人暮らしで、生活の乱れを指摘してくれる人がいない
  • 物を手放すことへの強い抵抗感がある

特に心身の不調や社会的な孤立が背景にある場合、本人の努力だけで改善するのは難しいケースが多く見られます。

この場合は片付けそのものより先に、相談できる窓口につながることが解決の糸口になります。

原因を把握しておくと、次に取るべき手段を選びやすくなります。

ゴミ屋敷を放置するリスク

ゴミ屋敷を放置するリスク

片付けを先延ばしにすると、状況は時間とともに悪化していきます。

放置期間が長引くほど、健康面・衛生面・金銭面での負担は大きくなります。

リスク具体的な内容
健康被害害虫やカビの発生により、アレルギー症状や感染症の原因になる
近隣トラブル悪臭や害虫の流出により、苦情や住民間の対立に発展する
火災の危険配線のホコリや可燃物の堆積により、出火や延焼のリスクが高まる
行政からの指導自治体の条例にもとづく指導・勧告、最終的には行政代執行の対象になる
費用の増加汚れや臭いが定着し、消毒や特殊清掃が必要になって費用が膨らむ

特に見落とされやすいのが費用面のリスクです。

早い段階なら通常の片付けで済む状態でも、放置して汚染が進むと消毒や床材の張り替えが必要になり、費用は数倍に膨らみます。

害虫や害獣が発生している場合の対処は、「ゴミ屋敷にネズミが出たらどうする?危険性と駆除・片付け方法」もあわせて確認してください。

ゴミ屋敷をどうにかしたいときの相談先5選

ゴミ屋敷をどうにかしたいときの相談先5選

誰に頼ればいいのか分からず、一人で悩み続けてしまう方は少なくありません。

ゴミ屋敷の解消には、状況に応じた相談先を選ぶことが近道になります。

相談先向いているケース
①片付け専門業者ゴミの量が多く、短期間で確実に片付けたい
②自治体の相談窓口処分ルールを知りたい、費用を抑えたい
③地域包括支援センター高齢の家族が対象、介護や見守りも必要
④家族・親族・知人比較的軽度で、手伝ってくれる人がいる
⑤心療内科・精神科片付けられない背景に心身の不調がある

複数の窓口を組み合わせて利用することもできます。

①ゴミ屋敷の片付け専門業者

大量のゴミを一度に片付けたい場合、専門業者への依頼が最も確実な方法です。

分別から搬出、清掃、消臭までをまとめて任せられる点が大きな利点といえます。

  • 即日や翌日に対応できる業者もある
  • 分別・搬出・処分を一括で任せられる
  • 消臭や害虫対策までセットで依頼できる
  • 近隣に配慮した作業を相談できる

費用は部屋の広さやゴミの量で変わるため、必ず複数社から見積もりを取って比較してください。

依頼することへの心理的な抵抗がある方は、「片付け業者への依頼が恥ずかしい?案外そうでもない理由」も参考になります。

②自治体の相談窓口・清掃担当部署

行政サービスのなかにも、ゴミ屋敷の問題を扱う窓口があります。

多くの自治体では、環境課や生活衛生課が廃棄物処理の相談を受け付けています。

  • 環境課・生活衛生課:分別方法や大量排出時の相談
  • 福祉課:生活支援や介護サービスの案内
  • 保健所:衛生面の指導や害虫に関する助言

費用負担が少なく、中立的な立場から助言を受けられる点が利点です。

家庭から出るゴミの扱いについては、環境省「一般廃棄物の排出及び処理状況等について」でも制度の全体像を確認できます。

ただし、自治体が室内の片付け作業そのものを代行することは基本的にありません。

まずはお住まいの市区町村のホームページで、担当窓口を確認してみてください。

③地域包括支援センター・福祉相談窓口

高齢の家族や一人暮らしの方がゴミ屋敷の状態にある場合、頼れる窓口です。

地域包括支援センターは、高齢者の生活全般を支える公的な相談機関として全国の市区町村に設置されています。

認知機能の低下や心身の不調が原因になっているケースでは、専門職員が状況を見極めてくれます。

  • 生活状況の聞き取りと課題の整理
  • 介護サービスや医療機関との連携
  • 清掃業者や自治体窓口への橋渡し

本人だけでなく、家族や近隣住民からの相談も受け付けている点が心強いところです。

相談は無料のため、まずは最寄りのセンターに連絡してみてください。

④家族・親族・信頼できる知人

身近な人の存在が、片付けの第一歩を後押ししてくれることもあります。

一人で抱えていた悩みも、打ち明けることで気持ちが軽くなるケースは少なくありません。

手伝ってもらえる場合は、あらかじめ役割を決めておくと作業が進めやすくなります。

  • 仕分け作業を一緒に行う
  • 搬出や運搬を担当してもらう
  • 作業のペース配分を管理してもらう

ただし、物の要・不要をめぐって口論に発展することもあります。

無理のない範囲で協力を依頼し、判断は本人が行うという前提を共有しておくと衝突を避けられます。

⑤心療内科・精神科などの医療機関

片付けができない背景に、本人も気づいていない要因が隠れていることがあります。

物を溜め込む行動の裏に、うつ病やADHD、強迫性障害、セルフネグレクトなどが関係しているケースは珍しくありません。

本人を責めるのではなく、専門医に相談することが解決の糸口になります。

  • 片付けられない背景にある要因の確認
  • カウンセリングによる心理的なサポート
  • 必要に応じた治療
  • 生活支援機関との連携

片付けと並行して原因そのものに対処することが、再発を防ぐうえで重要になります。

本人の意思を尊重しながら、受診を提案してみてください。

ゴミ屋敷を片付ける3つの方法と選び方

ゴミ屋敷を片付ける3つの方法と選び方

片付けの方法は、自力・家族や知人の協力・専門業者への依頼の3つに分かれます。

どれを選ぶかで、かかる時間や費用、体への負担は大きく変わります。

方法費用期間の目安向いている状態
自力で片付ける処分費のみ数日〜数週間ゴミが少なく、体力と時間に余裕がある
家族・知人と行う処分費のみ1日〜数日軽度で、手伝ってくれる人を確保できる
専門業者に依頼3万円〜最短1日量が多い、害虫や悪臭がある、時間がない

自力で片付ける

費用を抑えたい場合、まず検討したい選択肢です。

作業を効率よく進めるには、計画的な段取りが欠かせません。

  • 可燃・不燃・資源ごみに分別する
  • 自治体指定のゴミ袋を必要量そろえる
  • 収集日と粗大ゴミの申込期限を事前に確認する

分別ルールは自治体ごとに異なるため、お住まいの地域のルールを必ず確認してください。

粗大ゴミは収集まで数週間かかる地域もあるため、早めの予約が必要です。

費用をかけずに進めたい方は、「ゴミ屋敷を片付けたいけどお金がない場合の対処法」もあわせてご覧ください。

家族や知人に手伝ってもらう

人手が増えれば、片付けの負担は大きく軽くなります。

一人では手が止まってしまう作業も、一緒に進める人がいれば継続しやすくなります。

  • 費用がかからず、経済的な負担が少ない
  • 作業のペースを自分たちで調整できる
  • 大量のゴミや害虫には対応が難しい
  • 物の要・不要をめぐって関係がこじれることがある

比較的軽度な状態であれば、現実的で有効な方法といえます。

ゴミ屋敷の片付け専門業者に依頼する

自分では手がつけられないほど物が溜まっている場合、専門業者に任せるのが現実的です。

分別から運び出し、清掃、害虫対策までをまとめて依頼できます。

経験のあるスタッフが対応するため、短時間で作業が完了する点も利点です。

  • 必要な許可を持つ業者か、許可業者と提携しているかを確認する
  • 見積もりを複数社から取る
  • 作業実績や口コミを確認する

無許可の回収業者をめぐるトラブルは実際に報告されているため、依頼前の確認が欠かせません。

ゴミ屋敷を自力で片付ける手順

ゴミ屋敷を自力で片付ける手順

何から手をつければいいか分からず、作業が止まってしまう方は多いものです。

全体像を把握し、小さな区画から着手することが成功の鍵になります。

  1. 必要な道具を準備する
  2. 玄関や通路から片付ける
  3. 必要なものと不要なものを仕分ける
  4. 自治体のルールに従ってゴミを処分する
  5. 掃除・消臭・害虫対策を行う

一気に終わらせようとせず、1日1区画など範囲を区切って進めるのが挫折しないコツです。

①必要な道具を準備する

作業前に道具を一式そろえておくと、途中で手が止まりません。

  • ゴミ袋(可燃・不燃用に多めに用意する)
  • 軍手およびゴム手袋
  • マスク(防じん・防臭タイプ)
  • 段ボールや収納ケース
  • ほうき・掃除機・雑巾・バケツ

害虫やホコリが多い現場では、ゴーグルの着用も検討してください。

安全装備を整えてから作業に取りかかることが、けがや体調不良を防ぐ第一歩になります。

②玄関や通路から片付ける

最初に手をつけるべき場所は、部屋の奥ではありません。

玄関や通路を優先するのは、搬出経路と避難経路を同時に確保できるためです。

玄関が物で塞がれた状態は、火災や地震の際に逃げ道を失うことにつながります。

  • 通路にある物を一時的に別の場所へ移す
  • 人が通れる幅のスペースを確保する
  • 靴箱や郵便物など、溜まりやすい物を整理する

ここが片付くだけで生活動線が改善し、作業を続けるモチベーションにもつながります。

③必要なものと不要なものを仕分ける

仕分けは、片付け全体のなかで最も時間がかかる工程です。

判断基準を先に決めておくと、迷う時間を減らせます。

  • 1年以上使っていない物は処分の候補にする
  • 同じ用途の物が複数ある場合は1つだけ残す
  • 壊れている物、汚損している物は処分する
  • 思い出の品は写真に撮ってから手放す

判断に迷う物は「保留ボックス」にまとめておくと、作業が止まりません。

ただし保留にした物は、1か月を目安に見直す期限を決めておくことが大切です。

④自治体のルールに従ってゴミを処分する

分別せずに出すと収集してもらえず、近隣トラブルの原因にもなります。

自治体ごとに区分や収集日が異なるため、事前の確認が欠かせません。

  • 分別区分と収集曜日
  • 粗大ゴミの申込方法と手数料
  • 指定ゴミ袋の有無
  • 大量に排出する場合の相談窓口

大量のゴミが出る場合、通常の収集では対応できないことが多いため、事前に自治体へ相談しておくと安心です。

廃棄物処理の基本的な考え方は、環境省「廃棄物等の処理」で確認できます。

⑤掃除・消臭・害虫対策を行う

ゴミを撤去しただけでは、長年蓄積した汚れや臭いは残ります。

床や壁にこびりついた汚れ、カビ、害虫の死骸を除去する工程が欠かせません。

掃除は天井や壁などの高い場所から始め、最後に床を拭き上げると効率的です。

  • 殺虫剤で目視できる害虫を駆除する
  • 燻煙剤で部屋全体に処理を行う
  • 数日後に再度確認し、残った個体を処理する

作業中は十分に換気を行うことで、消臭効果が高まり体への負担も軽減できます。

部屋をきれいに保つ方法は、「汚部屋の掃除の仕方とは?片付けのポイントや手順について」でも解説しています。

実家や親の家がゴミ屋敷になっている場合の進め方

実家や親の家がゴミ屋敷になっている場合の進め方

自分の家ではなく、離れて暮らす親の家が対象というケースも少なくありません。

この場合に最も重要なのは、住んでいる本人の同意を得てから片付けに着手することです。

本人の意思を無視して物を処分すると、強い反発を招き、その後の協力が得られなくなります。

本人の同意を得てから進める

片付けを切り出す際は、物の多さを責めるのではなく、安全面を理由にすると受け入れられやすくなります。

  • 転倒やけがの危険があることを具体的に伝える
  • 火災が起きた際の避難経路の確保を理由にする
  • 全部ではなく「玄関だけ」など範囲を限定して提案する
  • 処分するかどうかの判断は本人に委ねる

一度で同意が得られなくても、時間をかけて繰り返し話し合うことが結果的に近道になります。

遺品整理をともなう場合の注意点

親が亡くなった後に片付けを行う場合は、通常のゴミ屋敷片付けとは別の配慮が必要です。

相続が関わるため、作業前に確認しておくべきことがあります。

  • 相続人全員の同意を得てから作業を始める
  • 通帳・権利証・保険証券などの重要書類を先に探し出す
  • 形見分けの対象になる物を事前にすり合わせておく
  • 遺品整理に対応している業者かを確認する

相続人の一部だけの判断で処分を進めると、後からトラブルになる可能性があります。

判断に迷う場合は、作業を始める前に専門家へ相談してください。

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する費用相場

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する費用相場

業者に依頼した場合の費用は、部屋の広さとゴミの量によって大きく変わります。

以下は一般的な目安として参考にしてください。

間取り別の片付け費用相場

間取り費用の目安作業人数の目安
1K・ワンルーム30,000円〜80,000円2〜3名
1DK・2K50,000円〜150,000円2〜4名
2DK・3K90,000円〜250,000円3〜6名
3DK以上・一軒家150,000円〜500,000円以上4名以上

同じ間取りでも、堆積物の量によって費用が倍近く変わることは珍しくありません。

事前に部屋の状況を写真で伝えておくと、見積もりの精度が高まります。

ゴミ屋敷ハンターの具体的な料金は料金表ページで確認できます。

片付け費用が高くなるケース

見積もり額が想定より膨らむパターンには、共通点があります。

  • ゴミが大量で、まったく分別されていない
  • 生ゴミの腐敗や害虫の発生により、消毒や特殊清掃が必要になる
  • エレベーターのない集合住宅の高層階で、手運びになる
  • 大型家具や家電が多く、解体や運搬に手間がかかる
  • 道路が狭くトラックを横付けできない

事前に状態を正確に伝えることで、見積もりと最終請求額の差を防げます。

安さだけで選ぶと、追加費用で結果的に高くなることがあるため注意が必要です。

片付け費用を安く抑える方法

費用を抑えるには、事前の準備が欠かせません。

  • 自分でできる範囲の分別を済ませておく
  • 自治体の粗大ゴミ回収を併用する
  • 買取に対応している業者に査定を依頼する
  • 複数社から相見積もりを取る
  • 日程に余裕を持たせ、業者の閑散期に依頼する

なかでも効果が大きいのは分別と相見積もりの2つです。

処分量が減れば作業時間も短縮され、見積もり額に直接反映されます。

ゴミ屋敷の片付け業者を選ぶ際のポイント

ゴミ屋敷の片付け業者を選ぶ際のポイント

業者選びを誤ると、高額請求やトラブルに発展することがあります。

契約前に、以下の点を確認しておいてください。

料金体系や追加費用が明確か

見積書の金額と実際の請求額が異なるトラブルは後を絶ちません。

  • 基本料金に含まれる作業範囲
  • トラック台数や人件費の算出方法
  • 想定を超えるゴミが出た場合の加算条件
  • 消臭や特殊清掃が別料金かどうか

口頭の説明だけで済ませず、必ず書面で提示を受けることがトラブル回避につながります。

不用品の適正処理や必要な許可を確認できるか

一般家庭から出るゴミは「一般廃棄物」に分類されます。

その収集・運搬には市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可が必要です。

無許可の業者に依頼すると、不法投棄に巻き込まれる恐れがあります。

  • 一般廃棄物収集運搬業の許可を持つ業者か、許可業者と提携しているか
  • 回収後の処分方法と処分先を説明できるか
  • 買取を行う場合、古物商許可を取得しているか

許可を受けずに回収を行う事業者への注意喚起は、国民生活センター「不用品回収サービスのトラブル」で公開されています。

不用品回収をめぐる実際のトラブル事例は、「不用品回収でぼったくられた?事例や騙されないために気を付けたいこと」でも紹介しています。

ゴミ屋敷の片付け実績が豊富か

作業件数は、業者の経験値を測る分かりやすい指標になります。

実績が少ない業者では、現場ごとに異なる状況への対応力が不足しがちです。

  • 年間の対応件数を公開しているか
  • 写真付きの施工事例があるか
  • 特殊清掃や遺品整理など、専門対応の経験があるか

件数だけで優劣は決まりませんが、事例の具体性は判断材料として有効です。

プライバシーや近隣住民への配慮があるか

近隣の目が気になり、依頼をためらう方は少なくありません。

信頼できる業者は、作業車両の選定や搬出方法まで配慮してくれます。

  • 社名の入っていない車両で作業できるか
  • 近隣に配慮した時間帯に調整してくれるか
  • 室内が外から見えないよう養生してくれるか

見積もり時のヒアリングで配慮の姿勢を確認することが、トラブル回避につながります。

清掃・消臭・アフターフォローに対応しているか

ゴミを運び出すだけで作業を終える業者もあります。

しかし重要なのは、その後も生活できる状態まで整えてもらえるかどうかです。

  • 床や壁の清掃、消毒作業に対応しているか
  • オゾン脱臭機などを使った消臭ができるか
  • 害虫対策まで引き受けてくれるか
  • 片付け後の相談やフォローの体制があるか

アフターフォローがある業者なら、再発防止のアドバイスまで受けられます。

ゴミ屋敷を繰り返さないための対策

ゴミ屋敷を繰り返さないための対策

片付けが終わった後こそ、本当のスタートだといえます。

生活習慣が変わらなければ、再び同じ状態に戻る可能性は高くなります。

ゴミをため込まない生活習慣をつける

物を溜めない工夫は、日々の小さな行動から始まります。

  • 1日5分でも片付けの時間を確保する
  • 郵便物やチラシはその場で仕分けて処分する
  • ゴミ出しの日をカレンダーやアプリで管理する

「後で片付ける」という先延ばしの積み重ねが、再び物が溢れる最大の要因になります。

ものを増やしすぎないようにする

不要な物を増やさないことは、最もシンプルで効果的な対策です。

  • 買い物の前に、家にある在庫を確認する
  • 1つ買ったら1つ手放すルールを決める
  • 無料でもらえる物を安易に受け取らない

入ってくる量と出ていく量のバランスを意識するだけで、部屋の状態は変わります。

一人で抱え込まず定期的にサポートを受ける

片付けを終えた後も、気が緩むと再び物を溜め込んでしまうことがあります。

継続的に人の目が入る仕組みを作っておくと、再発を防げます。

  • 家族や友人に定期的に部屋を見てもらう
  • 自治体の見守りサービスを利用する
  • 片付け業者の定期訪問サービスを契約する

一人で問題を抱え込まないことが、再発防止の最大のポイントです。

まとめ|ゴミ屋敷は相談先を選べば必ず解決できる

ゴミ屋敷は、放置するほど片付けの難易度も費用も上がっていきます。

まずは部屋の状態を確認し、自力で対応できるレベルかを見極めてください。

難しいと感じたら、専門業者・自治体・地域包括支援センターなど、状況に合った窓口に相談することが解決への近道です。

業者に依頼する際は、必要な許可の確認と複数社からの相見積もりを忘れないようにしましょう。

東京・千葉・埼玉・神奈川・茨城・宮城で片付けにお悩みの方は、ゴミ屋敷ハンターへご相談ください。

ゴミ屋敷の片付けから不用品回収、ハウスクリーニングまで一気通貫で対応しています。

女性スタッフも在籍し、社名の入らない車両での作業にも対応できるため、近隣の目が気になる方も安心してご依頼いただけます。

現場を確認したうえでのお見積もりは無料で、見積り後に追加費用が発生することはありません。

「何から手をつければいいか分からない」という段階でも構いません。

まずは現在の状況をお聞かせください。

よくあるご質問

ゴミ屋敷はどこから片付ければいいですか?

玄関と通路から着手してください。


搬出経路と避難経路を同時に確保できるため、以降の作業効率が大きく変わります。


奥の部屋から始めると、ゴミの逃げ場がなくなり作業が止まりやすくなります。

自力で片付けられるかどうかの判断基準はありますか?

次の条件にすべて当てはまる場合は、自力での対応を検討できます。



  • ゴミの量が45リットル袋で10袋程度に収まる

  • 床面が部分的にでも見えている

  • 害虫や強い悪臭がほとんどない

  • 水回りが使える状態にある


ゴミが腰の高さを超えている場合や水回りが使えない場合は、専門業者への相談をおすすめします。

ゴミ屋敷の片付けを業者に頼むと費用はいくらかかりますか?

間取りとゴミの量によって変わりますが、1K・ワンルームで30,000円〜80,000円、3DK以上の一軒家で150,000円〜500,000円以上が一般的な目安です。


害虫の発生や特殊清掃が必要な場合、エレベーターのない高層階からの搬出が必要な場合は加算されます。


正確な金額は現地見積もりで確認してください。

自治体に相談すれば片付けてもらえますか?

自治体が室内の片付け作業そのものを代行することは基本的にありません。


環境課や生活衛生課では、分別方法や大量排出時の出し方について案内を受けられます。


高齢の方や支援が必要な方の場合は、福祉課や地域包括支援センターが連携して対応するケースもあります。

近所に知られずに片付けてもらうことはできますか?

可能です。


社名の入っていない車両の手配、室内が見えないような養生、近隣に配慮した作業時間の調整などに対応している業者を選んでください。


見積もり時に希望を伝えておくと、当日の段取りに反映してもらえます。

片付け業者を選ぶときに必ず確認すべきことは何ですか?

許可の有無と、見積書の内訳です。


一般家庭から出るゴミは一般廃棄物にあたり、収集・運搬には市区町村の許可が必要になります。


許可を持つ業者か、許可業者と提携しているかを必ず確認してください。


無許可の事業者をめぐるトラブルについては、国民生活センター「不用品回収サービスのトラブル」でも注意が呼びかけられています。

実家がゴミ屋敷になっている場合、勝手に片付けてもいいですか?

住んでいる本人の同意を得てから進めてください。


本人の意思を無視して処分すると強い反発を招き、その後の協力が得られなくなります。


物の多さを責めるのではなく、転倒や火災の危険といった安全面を理由に切り出すと受け入れられやすくなります。

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この記事の監修者

コトナス株式会社 代表取締役 齊藤 智之

6年間ホテル清掃業の責任者として従事しており、清掃の大切さや人の生活に与える影響を実感し、ハウスクリーニング業へ転身・独立。「ゴミ屋敷を無くし、すべての人が気持ち良く暮らしてほしい」「自分たちにできることをお客様に100%届ける」という使命のもと、日々活動している。

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